株式会社セトウチは、昭和51年に『株式会社瀬戸内測量』として創立し、平成4年に現在の社名に変更いたしました。創業当初は測量業務を主としておりましたが、地質調査・土質試験業務、土木設計業務、補償業務と業務分野を徐々に拡大し、建設コンサルタントとして地域の安全・安心な社会基盤の充実のため、多様な技術によって貢献することを目指してまいりました。
近年、我が国の社会経済環境は少子高齢化、グローバル化、環境負荷問題等ますます多種・多様化するなど大きな変革期を迎えております。さらに、デジタルトランスフォーメーション(DX)の波が建設業界にも押し寄せ、私ども建設コンサルタント業界を取り巻く事業環境も大きく変化しています。既存ストックの有効活用、防災対策といった安全で安心な生活環境を向上させるための取り組みに加え、デジタル技術を活用した新たなソリューションの提供が求められております。
このような時代の要請に応えるべく、当社は従来の技術と実績を基盤としつつ、最新のデジタル技術を積極的に導入しています。BIM/CIMの活用やドローン・AI技術の導入など、先進的な取り組みにより、社会インフラの整備・維持管理の効率化と地域の防災・減災に貢献しています。同時に、DX時代に対応できる高度な技術力を持つ人材の育成に注力し、若手技術者の採用と育成を通じて、最新技術と従来の知見の融合を図っています。
当社は、デジタル技術を最大限に活用し、地域社会の安全・安心を支える建設コンサルタントとして、新たな価値創造に挑戦し続けます。社会インフラのデジタル化が進む中、最先端の技術を実務に適用し、持続可能な社会基盤の構築に貢献してまいります。